義肢・装具

義肢装具は医師の処方により製作するもので、
義肢装具士は、処方された義肢装具の採型・採寸ならびに適合・調整を行う
国家資格を持った医療専門職です。

ジョイラボでは一人一人に適合した義肢や装具を製作する為に、その患者様の体の形状を採寸・採型します。
主に石膏包帯(ギプス包帯)などを使用して、3Dで立体的に体の型をとる方法(採型)や、
メジャーや3Dスキャナー等で寸法を記録する方法(採寸)があります。
これらの型や記録された情報を基にして義肢や装具を製作しています。
また、事前に仮合わせを行い、体や目的にあっているか十分に確認することが出来ます。
ジョイラボではそれだけでは無く、納品した後、常に装着し生活していく上で、
患者様の動作や目的の変化に応じて調整も行い、負担の軽減を心がけて製作・調整しています。

義肢とは

義肢とは、外傷や病気などで手足を失った場合に用いる人工の手足です。
主に義手と義足に大別されています。
どちらとも生体と義肢とのインターフェイスとなるソケットと呼ばれる部分は、使用者の装着感だけにとどまらず、その義肢の目的を達成するために非常に重要な役割を持っています。
義肢装具士はそのソケットの採型、適合を行い、様々な部品で構成される義肢全体の調整をしています。
ジョイラボはユーザー様が日常生活に戻れるよう精一杯のお手伝いをさせていただいています。

装具とは

装具は、外傷や病気のために四肢・体幹の機能に問題が生じた場合に使用されます。目的は装具によって様々ですが、病気やケガの治療を目的とするものや、後遺症により失われた機能を代償するために用いられるものがあります。デザインや種類が非常に多く、装具の目的を実現するのと同時に、生活様式に応じた工夫をすることもあります。
我々は少しでもユーザー様の意向に沿った物になるよう心がけています。

シェノーブレース

ヨーロッパにおける側弯症矯正用コルセットの考え方でDr.Cheneauにより1979年に考案され1999年Dr.RigoらによりRSC(Rigo System Sheneau Brace)定義が確立された側弯症矯正用コルセットです。
プラスチックのみでホールドするので従来の側弯装具に比べると装着しやすいのが特徴で、患者様にも好評いただいております。
設計は専用ソフトウェアを用いて患者様のスキャンデータや患者様のレントゲン画像を基にCADで修正を行います(ミラー方式を用います)。
弊社では直接来社していただき3Dスキャナーでスキャンさせていただき約2週間後納品させていただいています。